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最近では「結納」の代わりに「両家の顔合わせ」を行うケースも増えています。
「両家の顔合わせ」とは、婚約が決まった時に、ふたりがお互いの親を紹介するために設けるものです。結納とは違って、決まった儀式やルールはなく、食事をしながら会話を楽しみ、両家の親交を深めます。
ここでは「両家の顔合わせ」の当日の流れ、ポイントや注意点などについてご紹介します。
当日の流れ
両家の顔合わせ当日の流れの詳細です。
❶ 店の外やフロントで待ち合わせ
待ち合わせて両家が合流した後、 案内に従って一緒に室内へ入ります。約束の時間の5分前には到着しましょう。
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❷ 手土産を渡す
個室に通された後、着席する前にはあらためて挨拶をし、このタイミングで手土産を交換します。
手土産を包んでいた風呂敷から取り出し、のし紙の名前が相手側に向くように渡しましょう。紙袋は、手土産を渡した後に「こちらをお使いください」と言って手渡すと丁寧です。店先や帰り際などカジュアルな状況なら、紙袋のまま渡してもOKです。
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❸ 始まりの挨拶をする
新郎か新郎の父親が始まりの挨拶をするのが一般的ですが、明確なルールはないので、両家で相談して決めておくとスムーズです。
集まってくれたことへのお礼と、両家の親睦を深めたい趣旨を簡潔に述べて挨拶をしましょう。
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❹ 当事者の二人が自己紹介をする
新郎、新婦の順に挨拶をします。
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❺ 両家の家族を紹介
挨拶の流れで新郎新婦がそれぞれの家族を紹介するか、両親がそれぞれに自己紹介してもらいます。
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❻ 婚約記念品の交換、お披露目をする
婚約記念品の指輪の交換や、お披露目をする場合は、家族紹介が終わったタイミングで行うのがスムーズです。
これをするかしないかは、事前に打ち合わせして決めておきます。
もし交換をする際は、新郎から新婦に婚約指輪、新婦から新郎に時計を贈るなどが一般的ですが、これにこだわらず、両家らしいものを選ぶと良いでしょう。特別な挨拶は必要なく、簡単な口上程度の言葉を添えて行います。
婚約記念品は必須ではないので、ない場合は省略してOKです。
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❼ 記念撮影をする
婚約記念品の交換が終わったら、記念撮影をしましょう。
食事の後になると撮り忘れてしまったり、お酒も入って顔が赤くなることもあるため、お酒が入る前に撮っておく方がいいでしょう。
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❽ 乾杯・会食・歓談
料理がそろったら乾杯の挨拶を行います。
宴の始まりにふさわしい 、簡単な言葉をひと言だけ添えて元気よく乾杯しましょう。
乾杯の挨拶は新郎の父親がするのが一般的ですが、新郎の父親が不在の場合は新婦の父親がすることもあります。
もちろん新郎新婦でそろって挨拶をしてもOKです。
両家で会話をしながら食事を楽しみます。
食事中は、新郎新婦の幼少期の話をしたり、結婚準備の話などをして親睦を深めましょう。皆が楽しく和める話題になるように心がけることが大切です。
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❾ 締めの挨拶をする
食事が済んで十分な時間を過ごせたら締めの挨拶を行います。
新郎側の父親が閉会の挨拶をした後にふたりからの挨拶をするか、ふたりからの挨拶だけで締めてもOKです。これからもよろしくと改めて挨拶の言葉と今日のお礼の言葉を伝えます。
また、お開きの後はすぐに会場を出られるよう、頃合いを見計らって支払いをすませておきましょう。
会食は2時間位なので、トータル2時間半~3時間くらいが目安となります。
ポイント
◆ 会場選びのポイント
周囲を気にせずゆっくり会食を楽しむために、個室がある会場であることが重要です。
ついたてがあっても話し声は漏れてしまうので、気になると集中できない恐れがあります。
また「両家の顔合わせ」という大事な場なので、料理だけでなく接客態度やお店の雰囲気も重視して決めましょう。
◆ 食事会はランチとディナーどちらがいい?
どちらでもOKです。親たちの負担にならないように決めましょう。
お互いの親がともに飲めるタイプで「お酒がないと楽しめない」という場合はディナーを選んでもいいし、逆に飲めなかったり遠方から日帰りで来てくれる場合は、ランチタイムの方が都合がいい場合もあります。
いずれにせよ、親たちの負担にならないことを第一に考えましょう。
◆ 日程と場所の確保
お互いの両親が遠くに住んでいる、新郎新婦が多忙である、などの場合は、相当綿密にスケジュールを組まないと顔合わせそのものが成立しないことになります。
また、さらにお店を予約する場合は いくつかの候補日をおさえておく 必要が生じるかもしれません。「顔合わせをする」と決めたならば、その段階で日時と場所を早めに決めましょう。
◆ 事前の打ち合わせは入念にする
結婚式に対する両親の希望、費用の分担など、 その場で即答しにくい内容は事前にすり合わせておく 必要があります。
あまりにも両家の認識が違いすぎて話がスムーズに進まなかった、ということのないように気をつけましょう。また、 両家のバランスに気を配る ことも大切です。
たとえば、 服装の傾向をそろえるだけでも両家が話しやすい雰囲気になります。
注意点
◆ 親以外の参加について
場所や相手側の意向にもよりますが、両家がリラックスした雰囲気を求める場合は、きょうだいやおい・めいなどの存在が場を明るくしてくれることもあります。
どちらかが家族の参加を希望する場合は、その旨を事前に相手方に伝え話し合って決めましょう。当日いきなり連れてくるのはNGです。
◆ お日柄は気にした方がいいの?
仏滅の日が絶対にNGということはありません。
ただし、お日柄に関しては結婚式と同様「全く気にならない」「大安に行いたい」「せめて仏滅は避けたい」など、さまざまな考えがあるので、日時を決める際は必ず両家の意向を確認するようにしましょう。
◆ 会話の中で避けたい話題
これからお付き合いが始まるとはいえ、まだ浅い者同士です。あまりプライベートすぎる話題は、できるだけ避けるようにしましょう。
たとえば、難しい仕事の話や、政治や宗教の話、自慢話や悪口などはNGです。
将来の同居の話なども、まずは避けておきましょう。
◆ 料亭の場合の注意点
料亭で正座をする場合、気を付けたいのは服装です。女性はスカートの丈や形に注意しましょう。
スカートはタイトなものだと座ったときに上へ引っ張られて膝が丸見えになってしまうので要注意です。足がしびれて崩したいときにも、少し長めのフレアタイプならうまく脚を包み込めるので安心です。
◆ 飲み過ぎ注意
両家の顔合わせは、新郎新婦当人はもとより、両親もとても緊張しているものです。
最初の印象はとても大事 です。緊張しすぎて、その雰囲気に耐えられないと感じ、つい飲み過ぎてしまいそうな事態が想定される場合は、 お酒の分量を制限する など、家族の協力を仰いでおきましょう。
手土産
一方だけしか手土産を用意していなかったり、どちらかの手土産が見劣りしたりするとせっかくの両家の顔合わせに水を差すことになります。
手土産の有り無しなどは、お互いの親へ事前によく確認しておくことが必要です。
また、手土産を用意する場合は、手土産の格差が出ないように、当事者二人であらかじめ大体の同じくらいの金額、同じくらいの大きさの品物を持って来てもらうようにしましょう。
手土産の相場は3,000〜5,000円程度になります。手土産は、それぞれの実家がある地元の銘菓やお酒などが一般的です。自宅まで持ち帰るので、かさばる物や重い物、賞味期限が短い物は避けた方が無難です。
費用について
両家の顔合わせ食事会の場合は、結納品などの道具が必要ないので、かかる費用は主に料理の単価と参加人数の飲食代と会場代、交通費や宿泊費などです。
◆ 食事会の費用の分担方法
ふたりで負担し親をもてなす形が理想的ですが、親が望む場合は折半などもあります。
結納とは異なり、ふたりが主催して両家の親をもてなす形を取ることが多い両家の顔合わせ食事会は、事前に伝えておけば、親も当日の支払い分担のことを心配せず、安心して出席してもらえます。
また、あらかじめ両家で折半することが決まっていても、当日はいったんふたりが立て替えて精算し、後で対応するのがスムーズです。
◆ 遠方からの交通費
基本的には、遠方から来る親自身に出してもらうのが一般的ですが、「旅費まで含めてご招待」と主催する側のふたりが決めたのなら、ふたりが負担する形を取ってもOKです。
ちなみに結納の場合、女性宅へ出向いてもらうための旅費は、食事代も含めて女性側が持つことが多いようです。
代表カウンセラーの山内です。
一緒に婚活始めませんか!
結婚前に両家の親睦を深めるのが「両家の顔合わせ」です。
両家の顔合わせは新郎新婦が中心となって行うものとされています。
当日の流れや事前の確認事項を知り、しっかり準備を進めましょう。
この記事が、あなたの婚活にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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