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結婚相手のご両親へ挨拶をすることに慣れている人などいないので、不安になりますよね。
ここでは、親への結婚の挨拶のタイミングや準備しておくこと、知っておきたいポイントなどについて詳しくご紹介していきます。
ご両親への結婚の挨拶のタイミングは人によって異なりますが、結婚を前提にしたお付き合いがスタートした時点で、ご両親へ挨拶することが多いようです。
結婚相談所では、真剣交際を始めたタイミングでお互いの親に挨拶をするという方もいれば、成婚退会後すぐにご両親への挨拶を予定しているという方もいます。
ですが、プロポーズ後のトラブルなどを回避するため、プロポーズ前の挨拶がおすすめです。
ご両親への挨拶は大事な儀式ですが、プロポーズ前なら軽い挨拶程度で済むのでお互いに気が楽です。ご両親には結婚に納得してもらい、心の準備をしてもらう必要もあります。
結婚が決まった後に挨拶へ行くとその覚悟や重みが全く違ってくるので、プロポーズ前に挨拶を済ませる方もいます。
いずれにしても、2人の気持ちが結婚に向けて動き出したタイミングでできるだけ早く結婚の挨拶をしておくと、その後の結婚手続きがスムーズに進められます。
結婚の挨拶に行くルールは決まっているわけではないので、どのような順番で進めるかは、お相手や家族の希望を優先してください。
ご両親の都合を最優先に考えて決めて下さい。自分の予定は後回しです。
◆ 挨拶へ行く日にち
挨拶へ行く事が決まってから、2〜3週間後を目安に調整する。
◆ 挨拶に行く時間
ご両親の家でやる場合は食事の時間帯は避けるべきです。11時とか16時とかに行くと、ご飯を用意しなければいけないので大変です。
行く方も食事マナーなどにも気を使い、精神的に疲れてボロが出ることもあります。家でやる場合は基本的に14時~15時スタートで、お茶だけにしておくのが無難です。
最初から「食事はいらない」と伝えておき、◯時には帰ると二人で決めておきましょう。
また、お店でやる場合、食事の時間帯でもお茶だけの時間帯でも問題ありません。
◆ 挨拶の場所
ご両親の家、またはお店(ホテルのカフェなど)
大抵はご両親から提案があるはずですが、特に提案が無ければこちらから提案する事になります。
その場合は、ホテルのカフェなどが無難です。ご両親の家を訪れる場合は事前に家の掃除や用意をしたり、それなりに準備が必要になります。ホテルのカフェであればその手間も省けるので助かるはずです。
お店でやるときはお会計が問題になりがちです。基本は挨拶を受ける側のご両親が出すのが一般的ですが、特に決まりはないので、二人で決めておくとよいでしょう。
挨拶の日時や場所を決めるときは、二人の結婚を許してもらうのが目的なので「ご両親の都合を優先」してください。
◆ 手土産
結婚の挨拶では、手土産を持参するのがマナーです。みんなで分けられるちょっとしたお菓子などを手土産として持参するとよいです。
挨拶の直前に慌てて、近くのお店で間に合わせのお土産を買うのはNGです。事前に百貨店の地下などで購入しておきましょう。
彼女(彼氏)からご両親の好みを聞いて、予算は3,000円~5,000円程度を目安に、高すぎず安すぎないものを選んでください。高すぎると相手に負担をかけてしまうので、高級すぎる手土産はやめましょう。
なまものや賞味期限が近いものは避けた方が無難です。
結婚の挨拶に持参する手土産に「のし」は必要ありませんが、手土産用としてラッピングをしてもらうと、見栄えが良くなりおすすめです。
◆ 挨拶の準備
結婚の挨拶としてお相手のご両親に伝える言葉は、あらかじめ用意しておくと安心です。
当日その場で考えればいいかと思っていると、思った以上に緊張してしまい、頭が真っ白になってしまう可能性もあるからです。お互いが真剣に交際していることをどのような言葉で伝えるか、2人で話し合って考えておきましょう。
◆ 服装
結婚の挨拶をするご両親への第一印象は大変重要です。好印象に見える服装と身だしなみを意識してください。
・男性が女性の親に結婚の挨拶をする時の服装は、スーツが基本です。ご両親に結婚を許してもらう大事な場面では、正式な服装をするのは当たり前です。
事前に「カジュアルな服装で良い」と言われている場合でも、ジャケット+綿パンなどのオフィスカジュアルを意識してください。
・女性が男性の親に結婚の挨拶をする時の服装は、ワンピースやスカートとブラウスなど清潔感がある服装を意識してください。メイクや装飾品は控え目にし、ブランドロゴが目立つバックなどは避けたほうが無難でしょう。
◆ 遅刻は厳禁です
当日の遅刻は厳禁です。時間を守れないということで信用を失ってしまいます。また当日車で行く場合は停める場所があるのか事前に確認しましょう。車でも交通機関でも、所要時間など調べておくことが大切です。
◆ ご両親の呼び方
相手のご両親を呼ぶときに「お義父さん、お義母さん」と呼ぶと気に障る方もいるといます。まだ結婚の許しを得に来ている段階なので、「○○さんのお義父さん、○○さんのお義母さん」と呼ぶのが無難です。
◆ お互いの名前は呼び捨てにせず「さん付け」で呼ぶ
普段お互いのことを呼び捨てにしていたり、あだ名で呼び合っていたりする場合でも、親に結婚の挨拶をするときは、必ず「さん付け」にしましょう。結婚してからも、親の前では「さん付け」で呼ぶのがマナーです。
◆ 玄関での挨拶は手短に、くつは綺麗に揃えて(家での場合)
玄関での挨拶は短く済ませるのがマナーです。
また、ドアは扉の方に体を向けて閉めること(後ろ手で閉めない)、靴は上がってから揃えてください。
家に上がる際は「お邪魔します」と一言声をかけてから上がるのを忘れないようにしてください。
◆ 上座、下座に注意
結婚の挨拶でご実家にうかがう際は、座る位置にも注意が必要です。
部屋に通されたら、入口に最も近い下座に座るようにしましょう。
上座に座ることをすすめられても、「本日はご挨拶にうかがいましたので」と断って下座に座ると良いでしょう。それでも上座をすすめられた場合は、無理に断らず一言お礼を述べてから座るようにしてください。
また、椅子やソファには勝手に座らず「どうぞ」と声を掛けられてから座るのがマナーです。
◆ 手土産は紙袋から出して渡す
手土産は玄関で渡さず、挨拶を済ませた後に紙袋から出し、両手を添えて渡してください。
「地元で人気の銘菓です」などの一言を添えると好印象です。よく耳にする「つまらないものですが」という言葉には、悪い印象を持つ方もいます。「美味しいものを選んだ」と素直に伝える方が良いでしょう。
◆ NGな話題は選ばない
結婚のご挨拶だけでなく、歓談をして場の雰囲気を和ませるのは良いですが、政治の話や宗教の話、自慢話などは避けてください。また、行き過ぎたお世辞もNGです。
結婚の挨拶の会話は、季節の話や自分の家族の話、仕事や趣味の話など、お互いが気持ちよく歓談できる話題を選ぶことを心がけてください。
◆ 結婚に反対されたら長居しない
結婚の話を切り出した際、万が一結婚に反対されてしまったら、長居はせずいったん引き下がることをおすすめします。
なんとかしようと無理強いすると、余計に雰囲気や印象を悪くしてしまう可能性もあります。
「本日はこれで失礼いたします。後日あらためてご相談させてください。」といったん引き下がり、2人で対策を考えましょう。
また、お相手のご両親は「本気で結婚したいかどうか」を確かめるために反対している可能性もあります。反対されたからといって結婚を諦めるのではなく、じっくりと時間をかけて理解を得られるよう努めることが大切です。
◆ 親への挨拶が終わったら、お礼状は送るべき?
必須というわけではありませんが、結婚のご挨拶にうかがった後には自筆でお礼状を送ると好印象です。一般的なお礼状の例文は以下のとおりです。
「先日はお忙しいところ、お時間を作っていただきありがとうございました。今後はわたくしも〇〇さんと結婚し、お二人のような素敵な夫婦になれたらと思っております。まずは一刻も早くお礼を申し上げたく、お便りいたしました。今後ともよろしくお願いいたします。」
当日はどのような流れになるのかイメージしておくこともポイントです。大まかな流れをまとめてみました。
❶玄関先での挨拶の仕方
(初対面の場合)
「初めまして、〇〇と申します。
本日は、お忙しいところお時間を作ってくださりありがとうございます。よろしくお願いいたします。」
と、背筋を伸ばし、ハキハキと挨拶をして、最後に一礼しましょう。
(面識のある場合)
「今日はあらためて結婚のご挨拶に伺わせていただききました。よろしくお願いいたします。」と伝えましょう。
↓
❷客間に通されたら…
客間に通され、椅子や座布団など「どうぞ」「かけてくださいね」など、相手のご両親からすすめられてから座りましょう。もしこの時点ではお母様だけで、その後にお父様がいらしたら一度立ちましょう。
そして相手のご家族が全員揃ったら、改めて玄関先よりも改まったかたちでご挨拶をします。
↓
❸自己紹介
「改めまして、○○さんとお付き合いさせていただいております、△△と申します。本日はお時間を作っていただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」
↓
❹手土産を渡す
挨拶を済ませた後に紙袋から手土産を出し、両手を添えて渡してください。
下記のような、何か気の利いたひと言を添えた方が話しも広がります。
・「最近、人気のお菓子です」
・「地元で有名なお菓子です。ぜひ召し上がってください」
・「○○さんのお父さまの好物だと伺いましたので」
添える言葉もあらかじめ準備しておいてみてください。
↓
❺歓談
お土産を渡してすぐに結婚の報告ではなく最初は歓談から始まります。
最初に和やかな雰囲気にして、結婚の話を切り出しやすくすることが大切です。大抵はご両親から話を振ってくれるので、それに答えながら話を広げていきましょう。
↓
❻結婚の報告を切り出す
歓談の会話が途切れたら、結婚の話を切り出します。
(伝え方の例文)
・「○○さんと結婚したいと思っています」
・「2人の結婚をお許し頂けないでしょうか」
・「本日は、〇〇さんとの結婚をお許しいただきたく、お伺いしました。〇〇さんとは~年間、結婚を考えながら真剣にお付き合いさせて頂き、先日、私からプロポーズをしまして、〇〇さんから了解をいただきました。未熟な私ではありますが、〇〇さんと協力し合って、温かい家庭を築いていきたいと思っています。絶対に〇〇さんを大切に、幸せにします。どうか私たちの結婚をお許し下さい。お願いいたします。」
(NGな伝え方の例文)
・「○○さんを僕にください」
・「○○さんと結婚することになりました」
一昔前は「娘さんをください」とい時代もありましたが、今のご両親は「うちの娘は物ではない」と思われることもありますので、避けるほうが無難です。
彼氏の挨拶が済んだら、今度は女性から自分の両親に、「これから△△さんと支え合いながら、明るい家庭を築いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」と、自分の両親と言えども、一歩引いた形で丁寧に挨拶して頭を下げましょう。
↓
❼再び歓談
無事に結婚の報告が済んだら、再び歓談に戻ります。もしお許しがもらえても、気をゆるめないように気をつけてください。
もちろん話の流れによっては結婚を認めてもらえない事があるので、その場合は歓談が無く一旦解散する事になります。
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❽頃合いを見て解散
ある程度お話しができたら、キリの良いところで帰りましょう。だいたい2~3時間が目安です。
挨拶にうかがった立場で「そろそろ帰ります」とは言えないので、事前に彼女から切り出してもらうようにお願いしておきましょう。
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❾帰りの挨拶
「そろそろ失礼します。今日はお休みのとこを本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」と、笑顔で締めくくりましょう。
今後は、お互いの両親の顔合わせは結婚式についての相談などまだまだお会いする機会がありますので、今後のお付き合いも考えて、「これからも」という言葉を添えると良いでしょう。
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➓帰ってからのお礼
帰ってからのお礼の電話か手紙を出すと、さらに好印象です。
結婚は本人同士だけの問題ではありません。お互いの両親にも祝福され、円満に結婚の日を迎えたいですよね。
結婚まで順調に進むためにも、最初の挨拶が肝心です。
一大イベントですが、二人でしっかり打ち合わせをして、準備をしておきましょう。
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