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お互いの両親への結婚の挨拶をすませたら、次は両家の親同士が顔を合わせをします。これをもってふたりの婚約が正式に調うことになります。
代表的なものは「結納」と「両家の顔合わせ」があります。
「結納」と「両家の顔合わせ」はどう違うのか?
「結納」とは日本の伝統的な婚約の儀式のことです。一方「両家の顔合わせ」とは、儀式的なことはせず、食事をしながらお互いの家族を紹介し合うスタイルになります。
ここでは「結納」「両家の顔合わせ」について詳しくご紹介します。
「結納」ってするの?しないの?
「結納」をするか?しないか?とお悩みではないでしょうか。
下記の『ゼクシィ結婚トレンド調査2021』のデータによると、結納のみを行った人、結納と顔合わせ両方を行った人をあわせて、10.2%の人が「結納」を行っているという結果になりました。現代では1割の方しか結納を行なっていないようです。
結納・両家の顔合わせの実施状況 |
|
両方行った | 7.4% |
結納のみ行った | 2.8% |
両家の顔合わせのみ行った | 83.5% |
どちらも行わなかった | 6.2% |
多くのカップルが選んでいるのは「両家の顔合わせ」です。
地域によって多少差はあるものの、両家の親も、気楽な雰囲気の中で両家の顔合わせをしたいと望む傾向にあるようです。
結納を行うかどうかについては、両家の伝統や地域性、両親の気持ちによる部分が大きく影響します。
結納をしないことが常識外れというわけではなく、両家の結婚に対する見方によるといえます。
そもそも結納とは、「家と家との結びつき」を象徴する儀式であるため、家のつながりを重視する家庭であれば、結納を行うことがあたりまえになってきます。「伝統的な儀式できちんとけじめをつけたい」という考え方もあるので、ふたりと両家の意向をしっかりと確かめることが大切です。
意見が同じ場合は問題ないですが、意見が異なったときは、男性側の親の意見を尊重する場合が多いようです。
両家のどちらかが「結納をしたい」と考えている場合は、結納を行っておいた方が、もめ事も少なくなりそうです。
◆ 結納をしないとき、結納金はどうする?
結納をしない場合、結納金は必要ありませんが、男性側の親から支度金としてお祝いをもらう場合があります。
最近では親への負担を考えて支度金をなしにするケースもあるので、ふたりがそれぞれの家の意向を聞きながら調整しましょう。
結納金や支度金ではなく、男性からは婚約指輪を、女性からは腕時計など、婚約記念品を贈り合う場合もあります。
また、結納金や結納品、婚約記念品など全てを用意するのではなく、結納金のみや婚約記念品のみを贈るパターンなど、バリエーションも増えています。
どのようなスタイルが望ましいか、ふたりとご両親で話し合って決めましょう。
◆ 結納をするメリット・デメリットをまとめてみました。
【メリット】
・けじめをつけることができる
・結婚することの実感が沸く
・写真などで結婚前の記念が残せる
・両親に喜んでもらえる
・伝統的な儀式を経験できる
【デメリット】
・形式的で堅苦しく感じる
・準備が大変すぎる
・お金がかかる
・お互いの地域の習慣が異なる
・両家の地元が離れている
伝統的な婚約の儀式
結納とは、結婚が決まった両家が行う日本の伝統的な婚約の儀式のことです。
プロポーズがふたりだけの「口約束」であるのに対し、結納では家同士が結納金や結納品などを形式にのっとって受け渡すことで、婚約が調います。
女性が名字を変える場合は男性側が結納金や結納品を贈り、男性が名字を変える(婿入りする)場合は女性側が贈ります。
昔は嫁入り道具を一式そろえていたので相当なお金が必要でした。
なので、男性の家に嫁ぐ女性に結納金として支度金を渡していたわけです
結納のルーツは、約1600年ほど前の仁徳天皇の時代、皇太子が結婚をする際に妃に贈り物をしたことに由来しています。古くから、日本の伝統的な儀式として受け継がれてきました。
◆ 結納には、大きく分けて2つのスタイルがある
従来から行われてきた「正式結納」と、簡略化された「略式結納」があります。
現代では仲人を立てない「略式結納」が主流となっています。どちらを選択するかは両家の意向をよく確認して決めましょう。
「正式結納とは」
正式結納とは、両家が会うことなく、仲人が両家を訪れ一定の形式で金品を贈る伝統的な儀式のことです。
仲人は、男性側から受け取った結納品を女性側に届け、女性側から男性側への結納品と受書を渡し、再び男性側の受書を女性側に届けます。
関西では、女性側からの結納品はないため「結納品を納める」といい、関東では「結納品を交換する」と言います。今では、仲人の負担が大きいためほとんど行われていません。
本来は帯や着物地などに縁起物を添えて贈りますが、現代では帯や着物の代わりに結納金を贈るのが一般的になっています。
「略式結納とは」
両家揃って儀式を行うのが略式結納です。
以前は仲人を立てて行っていましたが、最近では女性の自宅、あるいはホテルや料亭などで両家のみが集まって行う場合がほとんどです。
結納品の飾り方や口上など決まった手順で進めていきます。
仲人を立てず、男性側が女性宅を訪問し、金品を贈ります。ホテルやレストラン、料亭で行うことも多いようです。
結納と食事がセットになった便利なパックプランもあり、結納の儀式が終わった後は、全員でお祝い膳を囲むケースが多いようです。
また、料亭やホテル、専門式場などの中には、結納品と食事がセットになった「結納プラン」が用意されている所もあります。儀式の進行もプロにお任せできるサービスになります。
「結納」の流れ
◆ 結納の準備
結納をすることになったら、まず決めるのは次の4つです。
❶ 日取りを決める
結婚式の半年前を目安として 両家の都合のよい「吉日」に決めます。
❷ 場所を決める
両家にとって最適な場所にしましょう。遠方同士の場合やお互いの地元が離れていると、どこで結納を行うのかを検討します。
いずれかの自宅、またはみんなが集まりやすい料亭やホテル、女性側の家など、状況に応じていくつか案を出しながら調整しましょう。
仲人を立てる昔ながらの結納では、女性側の家や男性側の家で行っていましたが、最近では多くが略式結納なので、料亭やホテルなどで行うケースが多いです。
❸ 結納の形式を決める
しきたりを考慮しながら「正式結納」「略式結納」かを決めます。
ここさえ決まれば、何を準備すればいいのかという具体的なイメージが湧いてくるはずです。
決めたら、当日の流れや、当日の席順や結納品の飾り方、口上の内容や誰が口上を述べるかなど、流れに沿って一つ一つ確認をしておきます。
❹ 服装の格を両家でそろえる
基本は正装もしくは準正装です。
両家で相談し、ふたりと両親の服装の「格」をそろえておきましょう。
女性の振り袖は華やかであり、未婚の女性の第一礼装でもあるので結納には最適です。
女性が振袖の場合、それに合わせて男性も礼服(ブラックスーツ)や略礼服(ダークスーツ)を着用するのがマナーです。もちろんふたりの服装だけでなく、親もそれに合わせて母は色留め袖、父もブラックスーツなどで臨みましょう。
もう少し気楽な服で臨みたいなら、きちんと感のある上品なワンピースやスーツなどもおすすめです。その場合は、母もフォーマルスーツなどの洋装で問題ありませんが、できればおめでたい場なので黒以外の色を選ぶことをおすすめします。
❺ 準備するもの
「結納品」「結納金」「結納返し」「婚約記念品」「家族書」などを準備する。
◆ 略式結納当日の流れ
お店で行う場合は、開始時間より少し前に到着するようにしましょう。女性側が先に着席し、男性側が遅れて入場するのが一般的です。正しい手順と結納用の口上などもあります。 結納の所要時間は、約20分ほどの儀式となります。
❶ 結納品を飾る・両家が着席
↓
❷ 初めの挨拶(男性側の父親から)
↓
❸ 結納品を納める(男性側→女性側)
↓
❹ 女性側からの受書の渡し
↓
❺ 結納返しを納める(女性側→男性側)*関東式
↓
❻ 男性側からの受書の渡し*関東式
↓
❼ 結婚記念品のお披露目
↓
❽ 結びの挨拶(男性側の父親から)
↓
❾ 記念撮影
↓
➓ 祝宴
結納式では、贈る側が口上(こうじょう)という決まり文句を述べて贈り物の中身が書かれた目録を渡します。それを贈られた側が確認して、受書(うけしょ)を相手に返します。
「無事に結納を納めることができました」という結びの言葉で、結納式は終了です。
決まった流れや儀式的なことはしない
両家の顔合わせとは、結納の儀式は行わず、親睦を深めるために お互いの親が揃って食事をする会のことです。
しきたりを気にせず、結納よりもカジュアルに行えるのが特徴です。
決まった流れや儀式的なことなどはなく、楽しく食事をしながら両家の親睦を深められることから、結納よりも「両家の顔合わせ食事会」を選ぶカップルがが多いようです。
料亭やレストラン、ホテルなどで行うのが一般的です。
親が中心となって仕切る結納とは異なり、両家の顔合わせ食事会では、婚約した二人が親を招待して二人で進行します、
お互いの家族を紹介しあったら、「婚約記念品」=婚約指輪(予算は20~40万程度)の交換・お披露目となります。
男性は婚約指輪を女性につけてご両親にお披露目します。指輪の代わりにネックレスや腕時計などでもOKです。
女性から男性に贈る記念品は、腕時計・万年筆・スーツ仕立券・ネクタイ・ネクタイピン・財布などがあるようです。予算は婚約指輪の半額で10~20万円程度になります。。
お返し無しという場合もありますので、二人で話し合っておきましょう。
いずれにしても、結婚は両家の家と家の繋がりを意識したものと思われているため、二人だけで勝手に「結納はしない」「顔合わせもしない」と決めないようにしましょう。
たとえ二人の意向が固まっていても、親の意向を聞いておくことが大切です。
「両家の顔合わせ」の流れ
◆ 両家の顔合わせの準備
両家の顔合わせをすることになったら、まず決めるのは次の5つです。
❶ 日取りを決める
一般的に、結婚式や入籍の半年前に行います。両家みんなの都合を調整しながら、一番早い時期に顔合わせ食事会の日程を決めましょう。
❷ 場所を決める
お互いの家族が負担にならない中間地点で、親たちの希望を聞きながら決めてください。
また男性側が女性側のご実家に挨拶に伺うというケースもあるので、親の意向も聞き、両家がしっかり気持ちよく顔合わせが出来るように、2人で話し合って準備することが大切です。
開催場所の人気順は、料亭、レストラン、ホテル、彼女の家、結婚式会場になるようです。
やはり落ち着いた雰囲気の料亭が好まれています。
❸ 服装の格を両家でそろえる
顔合わせ食事会の服装は、場所の雰囲気に合わせて両家で「格」をそろえることが重要です。
服装の格が違うとお互いに気まずい思いをすることがあるので、前もってどんな装いで行くか、二人が間に入って確認し合い、打ち合わせをしておくと安心です。
服装は第一印象を決める大事なポイントになります。しっかり準備しておきましょう。
男性はダークスーツ、女性は上品なワンピースやスーツが一般的です。
おめでたい場なので、黒などの暗い色は避け、明るく華やかな色の服を選びましょう。
格のある料亭やホテルなどで行う場合は振り袖を着る人もいますが、その場合は親の格もフォーマルでそろえるのがマナーです。
特別な食事会ということを意識した格好で臨むことが、相手側への敬意を示すことにもつながります。
❹ 進行内容を考える
基本的に進行内容は自由です。
両家の顔合わせ食事会は、二人が会を主催する立場として進行役をつとめ、食事会を盛り上げましょう。
❺ 費用の分担方法を決める
食事代については、どちらかのご両親、夫婦となる二人、折半などの選択肢があります。
最近では両家の親を二人で招待するというやり方が多いので、当事者二人が費用を負担するケースが増えています。
お会計時にもたつかないように、事前に二人で相談して分担・支払方法を決めておくとスムーズです。
また、どちらかが遠方の場合は、両親の交通費や宿泊費もかかってきます。それは誰が負担するのかなどもお互いの両親とも相談して決めておきましょう。
◆ 両家の顔合わせ当日の流れ
先に待ち合わせ場所に着いでも、両家が合流してから入室しましょう。
時間に遅れないよう、5分前には到着しておくのがよいでしょう。
❶ 待ち合わせ・入室
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❷ 挨拶・手土産を渡す
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❸ 始まりの挨拶をする(男性側の父親から)
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❹ 当事者の二人が自己紹介をする
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❺ 当事者二人が自分の家族を紹介
↓
❻ 婚約記念品の交換・お披露目
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❼ 記念撮影
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❽ 乾杯・会食・歓談
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❾ 締めの挨拶(男性側の父親から)
↓
➓ 二人からお礼の挨拶
進行役や挨拶の決まりはないので、当日の進行や流れは、二人とご両親で決めておきましょう。顔合わせの食事会は2~3時間くらいが目安となります。
代表カウンセラーの山内です。
一緒に婚活始めませんか!
「結納」「両家の顔合わせ」は、入籍・結婚式の半年前までの吉日に取り行うのが一般的です。
お互いの両親への挨拶が終わったら、早めに「結納」「両家の顔合わせ」の準備を進めていきましょう。
地域ごとのしきたりや両家の意向があるので、親によく確認をしながら、進めていくことが大切です。
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